名古屋の結婚相談所に入会したのは、年齢的にも子供がそろそろ欲しいと思ったから、ということと、働いてばかりいたけれど、ふと、結婚をして誰かと人生を一緒に歩きたい、と思ったからです。
それまでにも何人かとお付き合いさせてもらったことがありますが、結婚の話になると急に別れをつげられたり、相手の条件ばかりをつきつけられて、なかなかお付き合いの延長の先に、結婚があると思えないことが多かったです。
ですが、思い切って結婚相談所に入会してみてわかったのは、第三者のアドバイスはとても大切だということです。
大手の数社と中小規模の名古屋の結婚相談所で、それぞれで無料相談という形でお話を聞いてみたりしたのですが、勧誘をされたり、担当してくださった方と相性が悪いと感じたり、なかなか決めることができなかったのですが、ひとつだけ、しっかりと自分の話を聞いてくれて、ひとつずつアドバイスをくれたところがあったので、入会することに決めました。
結婚相談所の入会から活動の流れについてですが、名古屋でもほかの都道府県でも大体同じ流れです。
まずは、パソコン、携帯などでデータベースにログインし、異性の会員のプロフィールをしっかりとみて、お見合い相手を探して申し込みをします。
もし相手が承諾してくれたらお見合いをするのですが、ここで断られることもあるということは理解しておくことが大切です。
もう一度会いたいかをコーディネーターさんに伝えて、相手も同じなら連絡先を交換して交際スタート、という風になります。
交際をして、結婚をすることになったら、成婚したということで料金を支払います。
最近は若い人向けの結婚相談所や年配の方専用の相談書など、いろいろな形のところがあります。
思ったよりも相談所の数が多くて、どこがいいのかを迷ってしまいましたが、それでも、きちんとこちらの意見をひとつずつ確認しながら、相手を一緒に探してくれたり、アドバイスがもらえるというのは、自分の成長にもとてもよかったです。
自分の場合は、担当になってくださった方も同じように相談所で相手を探して結婚をした、ということで、そのお話を聞いて、なおのこと結婚をして幸せになりたい、相手と一緒に幸せになっていきたいと感じることができました。
はじめは、年齢と居住地、最終学歴などから検索していたのですが、こだわりのある部分とこだわりのない部分の差がありすぎて、どうしたらいいのかわからなくなったときに、担当の方に、範囲を広げてみるといい、といわれて、検索をして、素敵だと感じたときに、相手のプロフィールを覚えていったのですが、そこで、自分はこだわりではなく、そのプロフィールをみて、相手のことを決め付けてしまい、選択の幅を狭くしていたのではないか、ということです。
なかなかお付き合いをしたいと感じる相手がおらず、自分の理想ばかりを追い求めていた部分、決め付けていたことがわかって、少し楽になることができました。
相手の方のプロフィールはしっかりとみて、自分が気になった方がいたら、積極的に会おう、とこのときから考えることができるようになりました。
担当の方は、言葉でいわずに、やってみたら、という、自分から行動することで、自分の悪いところを気づかせてくれました。
さすが、何百人も成婚に導いているだけはある、と感じました。
自分のいいところ、悪いところを知るだけでも、選択の幅はぐっと広がって、出会いも多くなるということがわかったのがとてもよかったのか、その後出会った方と交際をすることになりました。
そのことを伝えると、とても喜んでくださってうれしかったです。
その方と3ヶ月おつきあいをして、そのまま成婚になるか、ということを考えていたところ、相手の方から断られてしまいました。
基本的には一人とお付き合いをするときはほかには付き合わないのですが、2ヶ月ほど付き合って断られてしまった、というのはやはりショックでした。
ですが、以前ならここで落ち込んで担当の方に愚痴のような相談をしていたところですが、そのときは、もっと自分を知って、相手にも知ってもらおう、と前向きに考えることができるようになっていました。
それも担当の方といろいろと話したときから変わっていくことができた成果だと感じました。
結婚相談所にはいろいろなタイプのところがあります。
勧誘をされるところもあれば、担当についてくださった方と相性が悪いと感じたり、自分がなかなか積極的に出ることができなかったり、といったことがあります。
ですが、そのときのままの自分では今の前向きさはなかっただろうと感じています。
結婚は自分だけではなく、相手のことも思いやりながら、少しずつ成長することができた結果なのかもしれない、と相談所に入会してから感じています。
結婚をするなら、相手はこんな人がいい、と理想ばかり求めるのではなく、自分がその相手にふさわしい自分になる、ということが大切なのかもしれない、と感じています。